池田では7分停車。この時間を利用してホームへ降りる。新得も帯広も寒かったが、池田では風が少し吹いているため、体感温度がひときわ低く感じられる。カメラのシャッターを抑すため手袋を脱いだ右手が、たちまちかじかんでくる。2両目の後部でしばし小休止する2429Dを写真に収めていると、乗降ドアから人の顔がこちらをのぞいている。それも大人ではなくて少年。どうやら帯広から私と同じく2両目に乗り込んでいる、小学生3人組の1人のようだ。何回かシャッターを抑すたびに、韻を出しては引っ込めている。そのうち、怒られないことがわかつて、他の2人も一緒に顔をのぞかせた。こちらも別に不快ではなかったので、そのままの状態でパチリ。ファインダーから目を外して、お互い笑顔を交わす。そこで気恥ずかしさを感じたのか、3人ともその後すぐに首を引っ込めてしまった。取りつく島もないぱどの早さだった。3番ホームでは当駅始発新得行の上り普通列車2554Dが待機中。アイドリング音を響かせているその姿を横目に、わが2429Dは15時ジャストに池田を発車。
スイスというと美しいアルプスの峰々と麓の緑の牧草地帯、そして深い森という山国の風景を連想するが、実はそれは「自然」のままの姿ではない。スイス人がデザインし、人が手を入れて造り上げた「人工風景」なのだ。またこの国は広いようだが、面積は約4万1293平方キロメートルと日本の九州ぐらいの広さしかない。人口も約650万人と少なく、2割近くが海外から出稼ぎに来たイタリア人やスペイン人というのも、この国の知られざる顔である。「平和国家」というイメージがあるが、実際には軍隊を持っていて、いざという時は、緑の牧場に飛行機が離着陸できるようになっている。また、ジュネーブには国連の各機関が置かれているのに、スイス自体は国連に入っていないというのも面白い。要するに、スイスは国全体が大きなリゾートホテルのようなもの。美しい山と谷の風景を見てもらうために、世界中から観光客を迎える国なのである。
ホテルの部屋の中にあるルームサービスメニューを見ます。ディナーのところを開いてみましょう。ビジネス専用のホテルではない限り、外国人は、部屋から1歩も出ないなんていうのは珍しくありません。朝も夜もルームサービス(昼はプールでランチ)。彼と一日中お部屋にいてもいいんです(うふん)。夜の場合は、スープから始まって、デザートまでフルコース頼んでもOK。でもまあひとり旅のときは、サラダとパスタくらいかな?ボリュームもあるしね。さて、実際の頼み方。電話をかけて、「ルームサービス、プリーズ」これでOK。簡単でしょう?あとは注文するものに数をつければいいだけです。「ワンコーヒー」「ワンサラダ」「ワンスパゲッティナポリタン」そして最後にプリーズ。あとは注文を繰り返してくれるから聞くだけです。運んできてくれたら、どこでごはんを食べるのか決めておきましょう。チップも用意しておくといいですね。しばらくすると、ドアをノックする音が……。ワゴンに入ったマイディナーの登場です。言葉がわからなくても、どこで食べたい?とか聞いてくれてるので、「ここに置いて(Here.please)」とか適当にいえばいいのです。食事をセッティングしてくれたあと、ボーイさんは食事が終わったら、電話ちょうだいとか、片付けにくるよとか、外に出しといてとかいろいろいったあと、「Anythingelse?(他にご用は?)」と聞いてきますから、「サンキュー」とこたえてバイバイすればこっちのもの(つてどっちのもの?)。どんな格好で食べようが、おしょうゆ出してかけようが、お行儀悪かろうがなんでもOKなひととき。さあ、最後に自動シヤッターにして記念写真を撮りましょうIナイスな夜を帰国後思い出すはず。